『侘びを込めたログイン機能』 完成!
ついにできました!
昨年末より取り組んでまいりました、和ごころプロジェクトの第一弾企画。
「侘びを込めたログイン機能」の成果を発表します!
■作品名:「散る花と過ごす侘びしさ」

作品に込めた想い
今回の作品には、
- 時間を感じる
- 日本の四季を感じる
- 主人と客の関係を感じる
といったエッセンスを込めています。
日本人は、お日様を敬い、季節を楽しみ、自然と共生してきました。
飾り立てずに、殊更でなく、自然のままに過ごすことが美徳でした。
そして日本人の感性は時間の経過や季節の移り変わりにとても敏感になり、
それが俳句の季語や二十四節気などの季節を表現する言葉の豊富さにも
現れているのではないでしょうか。
そのような感性から発生した美意識が侘びであったと考えています。
『あるがままに時間を経たさま、あるいは美しいものが衰えていくさま、
を美しいと感じる ”美意識” 』
これが現在、私たちが考える侘びの定義です。

一方Webはいつでもどこでも利用でき、情報を得るのに合理的で、生活に
役立つ便利なものになってきています。簡単に情報が手に入ることで今まで
感じていた 時間や季節をあまり感じられなくなってきたと思います。
「季節や時間の移り変わりを、ログインを通して感じてもらう」
それが、今回の作品を作る上で盛り込むべきエッセンスとなりました。
また、ログインという機能そのものにも目をむけました。
一般に 『ログイン機能』 は 「ID」 と 「パスワード」 を入れて認証するだけの
機能にすぎません。私たちはそこに「おもてなし」 を表現しようと考えました。
管理者(主人)が提供するWebサービスを訪問者(客)が利用する。Webでは
『ログイン機能』 が ”おもてなし” を受ける入り口になるのではないかと。
(「おもてなし」の精神は、茶道を通じて感じた日本人の美しい文化です。)
「もっと、「おもてなし」の要素を込められないだろうか」
このエッセンスを盛り込むことにも挑戦しました。

アプローチ
これらの課題への解が、
「散る花と過ごす」という表現です。
訪問者は、ログインする際に四季折々の生け花で主人に迎えられます。
そして用意されたお花の命の間、訪問者は主人のおもてなしを受けます。
つまり、花が枯れるまでの間、サイト内に滞在する事ができます。
一般には、サイト内でアイドルしている時間に制限がされているログイン仕様が
多いのではないかと思います。しかし滞在できる時間を敢えて制限し、ログイン
から経過する『時間』 を感じさせることを意識しました。
そして残された時間を花の命として可視化することで、時間の経過に侘しさを
抱かせることを意図しています。
これで私たちの定義する 『わび』 が表現できるようになりました。
作品にそれらのエッセンスを盛り込みました!ぜひ体感して下さい。

第一回活動の総括
和ごころプロジェクトの第一回が昨年末始動し、長期間にわたりいろいろな
活動をしてきました。
わびに関する文献を読み漁ったり、茶道体験、鎌倉の名所訪問、早朝座禅、
京都の名所訪問、禅寺への短期修業・・・。
日本のよさをたくさん学びました。
テー マを選んだ始めの頃は 『わび』 がよくわからずどんな形になるのか
想像し難ったのですが、やっと一つの作品ができあがりました。
この 『侘びをこめたログイン機能』 で作った”作品”は、簡単にたどり着ける
成果ではありません。業界初の試みで、100年に一度あるかないかの
芸術的作品だと自負しております。
また、この 『わび』 を感じることができる 『日本人』 でよかったなぁと思います。
日本サイコー!
ここまでこられたのも皆さんのおかげです。本当にありがとうございました!


2件のコメント
コメントを書く | トラックバックURI [?]