仲間

石黒壯明

デジタルそのものに御霊(アウラ)は宿らない
だが至上なる次元に導く回路なら作れる

デジタルそのものに
御霊(アウラ)は宿らない
だが至上なる次元に導く
回路なら作れる

石黒壯明
――自分にとっての村式

村式で目の当たりにする風景は、いままで自分が培ってきた経験とは異質なものばかりです。そこでは価値の交換活動としてのビジネスの営みが基本にありながらも、日本(日本人)の本来性と大義を問う真剣勝負が火花を散らしています。
テクノロジーはあくまでも手段であり、最後に問われる真価は、有史以前から変わらないものだったりする。そのことを認識し、徹底して実践している稀な組織だからこそ、私は村式に参画しているのです。
思いや慈善心だけではなく、“事業”を起こすからこそ内外で有志のネットワークが活動を深化させ、アトラクティブな磁場が育まれていく。
村式で日々体感しているのは、事が起こり、それが進展していく速度です。その速度感があるからこそ、プロジェクトに生命が宿り、次なる機縁を引き寄せるのでしょう。
ちなみに、村式のある鎌倉春秋スクエアビルの裏手には、宇都宮辻子幕府の跡地(稲荷神の小祠)が置かれています。かつて武家文化が台頭し、新仏教が次々に起こった鎌倉イノベーションのその土壌で、次代を担う多様なプロジェクトがいままさに胎動しているところです。



―― 心ときめくもの

一、常軌を逸したヒト
一、破格で極上なモノ
一、再び起り得ないコト
一、菓子類

石黒壯明
石黒壯明

石黒 壯明 Sowmay Ishiguro

情報設計者 / 日本文化工学者

神奈川県の丹沢のふもとに生まれ育つ。多摩美大在学中より編集工学研究所に参画。
松岡正剛監修のもと歴史文化や知的財産にかかわる諸々の制作案件に携わる。2014年10月より現職。

― 過去の代表的な仕事
CBCテレビ「ときの探訪」(番組企画)
岐阜県文化振興デジタルアーカイブ事業
(企画編集・ディレクション)
真言宗智山派デジタルメディア事業
(企画編集・ディレクション)
浄土真宗本願寺派デジタルメディア事業
(企画編集・ディレクション)
村田製作所「metamorphosis」(企画編集)
情報通信研究機構「図書街プロジェクト」(企画編集)
経済産業省クールジャパン事業 (ペーパーメディア制作)
奈良県発行「NARASIA」(編集執筆)
奈良県発行「NARASIA Q」(編集執筆)
神社情報誌「WAGO」(連載執筆)

― その他
書店の立ち上げ
各種イベントの企画演出など

――他の社員からのコメント
偉い先生の元で長年修行したのち、まったく異業種の村式に転向。
すさまじい知識量で入社当初から日本オタクとしてのキャラを確立する。
前職で鍛えた編集能力を発揮し、現在は情報設計者として活躍中。
本は読むが空気は読まない。(中川談)

知の巨匠として名高い、編集工学研究所の「松岡正剛」先生を師として「編集」を学んできた男だけに、物事を構造化してとらえ、世の中のあらゆるモノ、コト、ヒトを編集、整理していくその力には舌を巻く。
卓越したデザイン志向をもって、ある時は詩的にある時は史的に、自由自在にお客様への提案を編集、表現していくプロセスには惚れ惚れする。また、得意とする人間観察と傾聴を土台に「インタビュアー」として、その対象人物から輝点を引き出し、切り出す手腕には定評がある。日本の伝統文化への造詣が深く、和、輪、環へのこだわり、関わりは彼のライフスタイルといっても過言ではない。 (西田談)