特別企画
村式で働いてみたい
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代表インタビュー
代表インタビュー
Interviewer
村式広報担当
住吉 優
趣味・好きなこと
柔術、キャンプ、読書
村式の働き方
Work style of MURASHIKI
そんな方に向けて、まずは「村式の働き方」について聞いてみました。
“違和感を感じる仕事はしたくない”
村式広報部 |
それぞれ仕事に対して考える事ってたくさんあると思うのですが、村式の代表である住吉さんが個人として「仕事に対して意識されていること」はなんでしょうか。 |
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住吉 |
僕が仕事に対して一番意識している事は「違和感を感じる仕事はしたくない」ということです。 「この仕事が進んでも誰も喜ばないだろう。成果もでないだろう」と予測できるものだったり、お客様(担当者)が本当にやりたい仕事ではないと感じたり、僕らが本質から外れた上っ面な提案を出してしまっているようなとき、それらを自覚したまま仕事を進めてしまうという事が過去何度があったんですよね。 みんな大事な人生を使って、社員もお客さんも仕事をするわけだから、「本音で向き合える仕事をしたい」と思うようになりました。 「本当に面白そうだな」とか、「キツイかもしれないけど、これやるとみんな喜ぶな」とか「成長するな」とか、今ではそのように思える仕事だけやっています。 これが今の経営理念にもつながってるってところはあるかもしれないですね。 そういう状態で仕事をやっても、結果お客様はハッピーになれないし、何か不自然な儲かり方をしても不自然に終わる。 つまり、関わる人たちが面白いとか楽しいと向き合える仕事、燃えられるものこそ事業として伸びるし面白いという、信念みたいなものがあるんです。 |
“ピュアな人は 強く、美しく、面白い”
村式広報部 |
村式の社員はそれぞれに個性があって面白いなと感じています。新しい方を迎えるにあたってお聞きしたいのですが、強いていうのであればどんな社員と働きたいと考えていますでしょうか。 |
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住吉 |
僕はその人の良さを見ちゃうタイプなので、「どういう人と働きたい」って明確に伝えづらいのですが、一番ぱっとキーワードとして出てくるのは「素直な人」ですかね。 人間として素直さがある人は面白いし、ピュアの強さみたいなのってシンプルだからこそいざという時は強いし、だからこそ美しいし、面白いと僕は思います。 経営の神様と言われた松下幸之助さんの名著「素直なこころになるために」が、いまだ多くの読者の支持を集めていることからも分かるように、素直な心をいかに磨き発現できるかというのは、仕事するうえで大事だと思いますね。 誰でも、真面目な面もアホな面も持っているんですよね。所詮人間なんてみんなくだらないことでも面白いし、喜べるし、くだらないことで笑える。ドリフや志村けんさんのコントとか、今見ても腹を抱えて笑います。 |
“社員の才能や情熱を一番大事にしたい”
村式広報部 |
1つ前の質問では、人間的な面でどんな社員と働きたいかお伺いしました。一方で、社員にはどんな働き方をしてほしいとお考えですか。 |
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住吉 |
その人の才能や情熱を一番大事にしたいなと思っています。 本当にその人がやりたいこと、好きなこと、燃えていることに行動を起こしている人には「誰も敵わないな」 って思うんです。その時の人の魅力って本当に凄い。 だから「じぶんの世界をいこう」っていう理念にしています。 会社の求める働き方に合わせるのではなく、その力を発揮できる一番無理の無い状態で村式と関わってほしいなと考えています。 |
村式について
About MURASHIKI
村式をより知っていただくために、村式がどんな会社なのか、村式の個性や歴史の視点から聞いていきましょう。
“人間的な面白さ、社員個々の才能、
やりたいこと、などで会社を成立させている”
村式広報部 |
日本には多くのIT企業がありますが、村式は中でも少し変わった会社な気がしています。村式が他社と違うところはどこにあると、住吉さんは考えていますでしょうか。 |
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住吉 |
資本主義の社会の中で勝つことよりも、人を大事にする会社だと思っています。村式という会社は人間的な面白さ、社員個々の才能、やりたいこと、などで会社を成立させているというところが大きい。 例えば、どうしても売り上げを上げなきゃいけない時期に、体調が悪そうだとか、何か事情があって仕事ができないような状況だと分かったら、当たり前ですが迷わず社員をとります。 もちろん言うは易しで、実践するのは大変なこともあるし、経済合理性を強く求められる社会のなかだと、このような方針で事業規模を大きくし維持していのは中々難しい。 だから僕は、そもそも会社を大きくしようとは正直全く思っていないです。それよりもいい仕事をして、稼いでいる小さい会社やチームがたくさんあるほうが面白い。 |
“「もっと面白い働き方をしたい」から始まった村式”
“創業の原点がずっと僕たちのやる気の根源にあった”
村式広報部 |
村式は今年で創業16年目を迎えますが、一方で世間では「起業から10年目で生き残れる会社は1割」と言われていますよね。村式の創業のきっかけや今も村式が続いている理由を、村式の歴史の視点からお伺いできますでしょうか。 |
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住吉 |
村式は、大日本印刷で出会った同期5人で起業した会社です。 当時の僕は仕事も楽しいし、責任のある仕事もやらせてもらっていて、充実感がありました。一方で「本当にこのままでいいのかな?」と感じておりましたが、その気持ちに対して深く追求せず、蓋をして数年間過ごしていました。 28歳になる頃に「まずい。このままいったら40歳になっても50歳になってもきっとこの違和感は続くな」と思い、真剣に自分の気持ちと向き合うようになりました。そしてシンプルに「もっと面白い働き方をしたい」「面白い生き方をしたい」と強く思っている事に気付きました。それは僕にとって「こいつのこと好きだな、こいつ面白いな、と感じる仲間と一緒に何かを成し遂げる」「仲間のために仕事をしたり、力を発揮し合う」事だと。そんな働き方、生き方がしたいと分かった時、思いきって今の創業メンバーに声をかけてスタートしたのが、村式です。 なので、秀逸な事業プランがあったから始まったという会社ではなく、「このメンバーと一緒に得意なことを生かして仕事したらきっと面白い」というところから始まった会社なんです。 創業から数年後、村式はみるみる成長していきました。「エンジニアの技術力が高い」と評価され始め、自信もついてきていました。エンジニアリングだけではなく、サービスの設計、Webの事業の設計にも面白さを感じ、様々なチャレンジをしていく中で自分たちに実力がついていく事を実感できるようになりました。 一方で、当時はいろんな壁があって、技術やスキルの壁だったり、仕事に自信があるようでなかったり、皆プロフェッショナルなのでバチバチやったりしたこともありました。 村式の技術的な評価を頂ける一方で、「村式はあたたかい会社だね」「IT系なのに人間らしい会社だね」と言うお声を頂くことも多いです。それは創業の原点がそのまま理念になり、社風になっているからなのだろうと感じます。様々な困難がありましたが、それを乗り越え成長できてきたのも、その都度原点に立ち返ることで息を吹き返すということを繰り返しているからだと思います。 |
2007年12月鎌倉オフィス移転時の創業メンバーたち
“安心できる気心知れた仲間がいる場所”
村式広報部 |
ここまで村式について様々な視点でお伺いしてきましたが、最後に住吉さんにとって「村式」とはどんな存在だと思いますでしょうか。 |
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住吉 |
ほっとする場所ですね。安心する場所です。 僕が石垣に移り住んで4年目になりますが、鎌倉に帰ってくると仕事場にも街にも仲間がいて、あたたかくて、自分本来の実力や時には弱さをも発揮できる場所だと感じています。社員や仕事で関わるパートナーにとっても村式はそういう場でありたいし、気心知れた仕事仲間がいる場所って安心できますね。 村式は、IT企業なのにすごく人間らしい会社だなと思っています。 ITやマーケティングなど高度な仕事をしていますが、根っこには人間的な部分が強くあるので、青臭いところもあるんです。 鼻息荒く株式上場目指して、いかにもなIT系ベンチャーぽくガンガン攻めた時期もあったのですが、結局根っこの部分は変わらなかった。そして失敗しても根っこの部分に立ち返ると、この会社は息を吹き返すんです。 16年やっていた中でずっとそうだったので、きっとこれからもあまり変わらないし、不自然にとんがったり、カッコつけられない。それが村式の文化であり、僕らが目指してる会社なんなんだろうなと思っています。 |
村式広報部 |
「村式らしさ」が村式の歴史や代表住吉の想いから来ていた事、経営理念「じぶんの世界をいこう」の根源、独自の成長をし続ける村式。一社員の私の視点としても、答え合わせができたインタビューとなりました。 代表が離れた場所にいても、意思がしっかり会社に浸透していて、文化になっている。それは不思議な事なのですが、会社が「生き物のようだな」と感じる一方で、なぜ「村式」が一風変わった会社に感じるのか、理解できた気がします。 ぜひ皆様には、村式の「人間味」と「文化」、そしてこれからの村式を一緒に体感していってほしいです。 |